『ん~、
この紅茶おいしいね』


「ありがとう、」




お父さんの事を誉められたような気がして


あたしはなんだか嬉しくなった




あたしも紅茶のカップに手を
伸ばそうとしたら


向かい側に座っていたカノンがあたしの隣に来ていた




『乃愛、』




カノンがあたしの頬に手を
添えた




「カノン……??」





カノンの顔がだんだん近づいてくる




「ちょっ、カノン!?////」