◆◆◆悠弥side
今日の乃愛はずっと翼の姿を
追いかけていた
乃愛は“どうして”って
言ったけど
そんなの聞かなくたってわかる
いつだって俺は乃愛だけを
見ていたんだから
それは俺の部屋に来てからも
同じで
俺は翼に勝手に嫉妬していた
だけだった
乃愛が誰に対しても優しいのはわかってる
それは友達としての気持ちだということもわかってる
――だけど、
ただの我が儘だとは思うけど、
それでも乃愛には俺の事だけを見ていて欲しかったんだ
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…