『わーい!!
乃愛と同じだあ♪』




カノンがあたしに抱きつこう
としたけど


その前に悠弥があたしを
自分の方に引き寄せた




『俺達も、だろ??』


『そういえばそうだね、
どうぞよろしく』




カノンが差し出した手を悠弥が握ったけれど


あたしには二人のぶつかった
視線から火花が散っている
ように見えた気がした