「……本当だよ、

あたしが好きなのは悠弥だけ
だもん」




そう言って悠弥の胸に顔を
うずめて


悠弥の制服をキュッと掴んだ





――こんな気持ちになるのは
悠弥だけだよ





そう思った時、




視界が傾いて


あたしは悠弥に押し倒された