『そんなことよりさ、』




さっきまであたしの隣に立っていた悠弥が


今、あたしの上に覆い被さっていて




って、
あたし悠弥に押し倒されてる??




『俺を部屋に入れてくれたって事は期待しちゃっていいんだよね??』




期待??




「何を……、」




悠弥は妖しげに微笑むと


あたしの耳元で低い声で
甘く囁いた




『シてもいい、って事でしょ??』