なんだか急に力が抜けて
足がカクッとなったあたしを
悠弥が支えてくれて




「あ、ありが……っ!!」




立ち直そうとうとしたら
悠弥があたしを強く
抱きしめた




「ゆ、悠弥!?////
どうしたの??」




街の真ん中で抱きしめられて
いるから




道行く人たちがあたし達を
ジロジロ見たり


口笛を吹いたりしながら
通り過ぎていく




「ねぇ、離して??
みんな見てるよ////」


『やだ、
見せつけてやれよ』


「ちょっとお……んっ、」




離れようとしたあたしに


悠弥が甘いキスを落とした