「照れちゃって~

あ、あたし先に部屋に
戻ってるから」


「え!?
ちょっと待ってよ、朋ちゃん!!」


「いーから、いーから!!」




言うだけ言って、そいつは
俺に頭をペコッと下げて
行ってしまった




「……朋ちゃんったら、」




仕方ない




『とりあえず、座るか??』


「……うん」




後に残された俺達はロビーの
ソファーに向かい合って座り


別れてからのお互いの事を
話し始めた