優輝につれられて屋上へ向かう




このあと
起こることはもうわかっている




美弥…





そうわたしの名前を
いかにも愛おしい人の名前を呼ぶかのように耳元で囁く優輝




そしてすぐにわたしの唇は
彼によって塞がれる




自然と息があがる




幸せ




そんな風に感じてしまう