突然、遥菜が笑い出した

ちょっ
ここ笑う所じゃないじゃん!


「それはきっと夢だね」


いやいや!

そんな筈はない!!


でも…

そんな先輩が
あたしなんかに用はないよね…



「そうかも……」


あやふやなまま
あたしは理解できずに

先輩の件は放置した。