「咲月ーっ!起きてるのー?起きてるなら早く着替えてご飯食べなさい!」


ったく、もう起きてるってば。


1階から、私を呼ぶお母さんの声が響いてくる。


「今行くー。」


そう返事をしてキッチンへ向かうと、もう朝ご飯は準備されていた。