秋雅はすぐに飛び退き符を投げる。

秋「滅!」

シャアァァァ!!

すると遠呂智がグリュンと身体を捻り秋雅の攻撃を避ける。

猿【秋雅!】

空中に投げ出されていた秋雅を猿鶴がキャッチする。

秋「すまん。」

猿【こっちは大方片付いたぜ!足場の悪い戦いなら任せなぁ!!】

猿鶴は秋雅を背中に乗せると、そのまま大蛇に向かう。

猿【うぅおりゃゃぁぁ!!】

大きく腕を振り下ろすが大蛇はヒラリと交わした。

大【どこを狙っている。】

クックッと喉で笑う大蛇に更に拳を叩き付けようとする。

ドォンドォン!

しかし、攻撃は当たらず足場を殴るのみ。

秋「行けそうか?」

猿【おお!任せろっての!!】

笑顔で返す猿鶴に秋雅は無言で符を握る。