非常用の携帯番号にかけても誰も出ない。それにもうチェックアウトの時間。
「とりあえずホテルから出よう。で一回お祖父ちゃんに電話してみる」
この修学旅行に来てまでこんな事に巻き込まれるなんて本当についてない。
「着いたよ」
私達は仕方なくお祖父ちゃん家にお邪魔する事になった。
「よく来てくれたなぁ。もう一生来ないんやないかて思ってたんやで。ま~ゆっくりしていき」
「司もびっくりするんちゃうやろか?」
「え?お祖母ちゃん。司って誰?」
…………司?誰それ?
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