ー…「美しい結末には、いつだって醜い引き立て役がいる。私が主役。私がシンデレラ。単なるストーリーの通過点役になど、なってたまるか…」
ブルガリを首からさげ
GUCCIのビジネスバックを
スクール鞄に使い登校する。
めまぐるしい豪邸に住み
女から飽きるほどに愛され
死ぬほど美しい容姿を持って
人を魅了してやまない。
そんな彼に恋をした私はかわいくもない、金持ちでもない、頭もよくない、これといった特技もない人間。でも私はきっと誰より狂える、空より綺麗なあいつの為にー…。
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