ドアが開いて、中の物が

全部私の上に被さった・・・


「なにこれ・・・」


もしかして、

急いで、この中に、

押し込んだのかな・・・


慌てて片づけをしてる透哉の姿が

頭に浮かぶ・・・


可笑しくなって、吹き出した。


「無理しなくていいのに・・・」


でも、

その気持ちが嬉しかった。


「さて、片付けしましょうか」


私は散らばったものを片付け始めた。