[莉央side]
今日から3月に入った。
卒業シーズン真っ只中。
「俺たちももう2年だな〜クラス離れるかな?」
「離れるだろうな」
「そんな寂しいこと言うなよ〜」
「くっつくな気持ち悪りぃ」
「あ、でも進級の前に凛李愛の誕生日だね!」
…は?
「誕プレ何がいい?」
「ん〜、あ!新作の春物のコスメがいいわ!」
「おっけー!」
「…ちょっと待て、お前誕生日いつ?」
「え?3月4日だけど」
「…聞いてないんだけど」
「言ってないもの」
「莉央知らなかったの?最低〜」
「そういうカナは知ってたのかよ」
「うん、前にさり気なく聞いてたんだよね〜」
カナが知ってて彼氏の俺が知らなかったとかありえねぇ…
「…なんで言わねぇんだよ」
「え、だって別に自分から言うほどじゃ…」
「今話題に出なかったら誕生日知らないまま祝えなかったかもしれねぇんだぞ」
「う…それは…」
誕生日まであと3日しかねぇじゃねぇかよ…
「4日って金曜だよな…3日学校終わったら一旦家帰ってからお前ん家行くわ」
「え!?土日でいいわよ、次の日学校あるし…」
「お前ん家から行く」
「それって泊まるってこと…!?」
「…悪い?」
「し、仕方ないわね!どうしてもっていうなら泊めてあげてもいいわよ…!」
プレゼントは何がいいんだ…?
欲しいのとかなさそうだし、あったとしても自分で買えそうだしな…
お嬢様のプレゼントってまじ何買っていいかわからねぇ。
でも迷ってる時間もねぇしな…
今日から3月に入った。
卒業シーズン真っ只中。
「俺たちももう2年だな〜クラス離れるかな?」
「離れるだろうな」
「そんな寂しいこと言うなよ〜」
「くっつくな気持ち悪りぃ」
「あ、でも進級の前に凛李愛の誕生日だね!」
…は?
「誕プレ何がいい?」
「ん〜、あ!新作の春物のコスメがいいわ!」
「おっけー!」
「…ちょっと待て、お前誕生日いつ?」
「え?3月4日だけど」
「…聞いてないんだけど」
「言ってないもの」
「莉央知らなかったの?最低〜」
「そういうカナは知ってたのかよ」
「うん、前にさり気なく聞いてたんだよね〜」
カナが知ってて彼氏の俺が知らなかったとかありえねぇ…
「…なんで言わねぇんだよ」
「え、だって別に自分から言うほどじゃ…」
「今話題に出なかったら誕生日知らないまま祝えなかったかもしれねぇんだぞ」
「う…それは…」
誕生日まであと3日しかねぇじゃねぇかよ…
「4日って金曜だよな…3日学校終わったら一旦家帰ってからお前ん家行くわ」
「え!?土日でいいわよ、次の日学校あるし…」
「お前ん家から行く」
「それって泊まるってこと…!?」
「…悪い?」
「し、仕方ないわね!どうしてもっていうなら泊めてあげてもいいわよ…!」
プレゼントは何がいいんだ…?
欲しいのとかなさそうだし、あったとしても自分で買えそうだしな…
お嬢様のプレゼントってまじ何買っていいかわからねぇ。
でも迷ってる時間もねぇしな…