それから急いでお風呂に入って着替えてメイクして髪を巻いて…

めちゃくちゃ急いで1時間半で準備を終わらせ、1階に降りるとキッチンからいい匂いが漂ってきた。


「準備できたか?あ、キッチンちょっと借りたわ」

「それは構わないけど…オムライス?」

「あぁ、誰かさんが準備してる間に昼になっちまったからな。適当に作った」

「へ〜、あんた料理できたのね」

「まぁ人並みにな。さっさと食って行くぞ」

「はーい」


篠宮 莉央が初めてあたしに作ってくれたオムライスはとっても美味しかった。