「どーしたのこれ!?」


テーブルに並べられた料理を見て驚く琉生と奏汰。


「あたしが全部作ったのよ!」

「まじで!?凛李愛ちゃんって料理もできるんだね」

「当たり前でしょ。あたしは全てにおいて完璧なんだから!」

「徹夜して作ったのか?」

「え…」

「目の下、クマできてる」

「それは…あんたが準備しろって言ったから…」

「全部俺のため?」

「なッ////」


あたしにしか聞こえない声で囁いた篠宮 莉央。


「ッ…そんな訳ないでしょ!!自惚れないでよね!」

「凛李愛〜早速食べていい?お腹空いちゃったー」

「あ、うん!」