[凛李愛side]
いよいよ学園祭当日。
「げっ…何よこれ…コスプレみたい…」
「"みたい"じゃなくてコスプレだから♪」
「琉生はいいわよね、裏方で」
「いや〜だって私はメイド服とか似合わないし。てかツインテ凛李愛まじ可愛い!!」
「当たり前」
「おぉ〜女子似合ってんじゃん」
エプロンを腰に巻いた男子たちが入ってきた。
「でもやっぱ凛李愛ちゃんは別格だな」
「メイド服着てるのにお嬢様オーラ半端ねぇな」
「あんなメイドさん、家に欲しー!」
「篠宮君エプロン姿、似合ってる!」
「すっごいかっこいい!!」
当たり前よね…
あいつが女子に囲まれるなんて。
あ…
いつもと髪型違う…
耳のとこでピンしてる…
しばらく見つめていると目が合って慌てて目を逸らす。
ずっと見てたこと、ばれたかしら…?
「似合ってんじゃん、メイド服」
すぐ後ろから声を掛けられて思わず肩が跳ねる。
「あ、当たり前よ…」
「凛李愛、"おかえりなさいませ、ご主人様"って言ってみ」
「は!?い、嫌よ!なんであんたなんかに…」
「練習」
練習って…
「別に練習なんかしなくたって言えるわよ!」
「じゃあ試しに言ってみろよ」
う…
「お、おかえりなさい、ませ…ご主人さ、ま…///」
いやぁぁぁぁぁ
なんなのよこのセリフ…!!!
恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい////
生まれて初めて口にしたそのセリフはとてつもなく恥ずかしかった。
「まぁ合格」
「え?」
「でも本番はもっとさらっと言えよ?その顔で言うのは俺の前だけにしろ」
え…
あたし今、どんな顔してたの…?
「あ、もう開園30分前だぞ!みんな持ち場について準備始めてー!」
クラスの1人の声でみんなそれぞれ持ち場についた。
いよいよ学園祭当日。
「げっ…何よこれ…コスプレみたい…」
「"みたい"じゃなくてコスプレだから♪」
「琉生はいいわよね、裏方で」
「いや〜だって私はメイド服とか似合わないし。てかツインテ凛李愛まじ可愛い!!」
「当たり前」
「おぉ〜女子似合ってんじゃん」
エプロンを腰に巻いた男子たちが入ってきた。
「でもやっぱ凛李愛ちゃんは別格だな」
「メイド服着てるのにお嬢様オーラ半端ねぇな」
「あんなメイドさん、家に欲しー!」
「篠宮君エプロン姿、似合ってる!」
「すっごいかっこいい!!」
当たり前よね…
あいつが女子に囲まれるなんて。
あ…
いつもと髪型違う…
耳のとこでピンしてる…
しばらく見つめていると目が合って慌てて目を逸らす。
ずっと見てたこと、ばれたかしら…?
「似合ってんじゃん、メイド服」
すぐ後ろから声を掛けられて思わず肩が跳ねる。
「あ、当たり前よ…」
「凛李愛、"おかえりなさいませ、ご主人様"って言ってみ」
「は!?い、嫌よ!なんであんたなんかに…」
「練習」
練習って…
「別に練習なんかしなくたって言えるわよ!」
「じゃあ試しに言ってみろよ」
う…
「お、おかえりなさい、ませ…ご主人さ、ま…///」
いやぁぁぁぁぁ
なんなのよこのセリフ…!!!
恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい////
生まれて初めて口にしたそのセリフはとてつもなく恥ずかしかった。
「まぁ合格」
「え?」
「でも本番はもっとさらっと言えよ?その顔で言うのは俺の前だけにしろ」
え…
あたし今、どんな顔してたの…?
「あ、もう開園30分前だぞ!みんな持ち場について準備始めてー!」
クラスの1人の声でみんなそれぞれ持ち場についた。