[凛李愛side]

信じられない…

篠宮 莉央が私の家にいるなんて…


目の前の光景があまりにも異様で夢なのかとも疑う。

夢ならこれは悪夢ね。


「紅茶もケーキも美味しかった〜ごちそうさま!」

「凛李愛ちゃんほんとにこの家に1人で住んでるの?」

「そうだけど?」

「1人でこんな広い家に住んでると掃除とか大変じゃない?」

「あぁ、それなら問題ないわ。週に1度お手伝いさんが来て掃除していってくれるの」

「なるほどー」