[凛李愛 side]
「じゃあ…送ってくれて…あ、ありがと…」
「ちゃんとお礼言えるんだ」
「なッ!?それくらい言えるわよ!」
こいつ…
どんだけあたしをバカだと思ってるの…
「あたし家入るから!あんたも早く帰りなさいよ!」
そう言って傘から出ようとした時…
「待て…」
「…え?」
篠宮 莉央に腕を掴まれた。
…なんなの!?
「今日、俺の誕生日なんだけど」
「え、あ、そうなの……で?」
あたしには関係ないし…
「遠回りしてまで送ってやったんだからプレゼントくらいもらってもいいと思わねぇ?」
「はぁ?プレゼントなんて用意してないわよ」
ある訳ないでしょ?
篠宮 莉央の誕生日が今日、6月7日だったなんて知らなかったし。
「あぁ、だからプレゼントはこれでいいや」
「…え?」
近づいてくる篠宮 莉央の顔。
何ッ!?
もしかして、キス!?
いや…でもこの前はキスだと思って目を瞑ったらキスじゃなくて…
もうあんな恥かくのは嫌!
目、開けててやるんだから!
どうせ今回もキスに見せかけてキスじゃないんでしょ?
もう引っかからないんだから!
ちゅっ…
…?
あれ…?
おかしいわね…
キス、されてるじゃない…
「…んだよ、目瞑ってろよ…」
「あ、はい…」
「瞑んの遅ぇから…」
やばッ!!!
あたし、何素直に目瞑っちゃってるのよ!?
「んッ…」
…ッ!?
またキスッ!?
しかも今度は口の中に何か入って…
舌!?
何このキス…
舌が絡められて…
「も…やめッ…」
篠宮 莉央を押すけど全然動かなくて…
「んン…やぁ…」
やっと長い長いキスが終わった。
あたしはもう息切れ状態。
「お嬢様のディープキスがプレゼントとか最高だな」
「…〜ッ、何すんのよバカァァァァァ!!!!」
篠宮 莉央の誕生日、6月7日はあたしにとって忘れられない…
最悪の日となった…
「じゃあ…送ってくれて…あ、ありがと…」
「ちゃんとお礼言えるんだ」
「なッ!?それくらい言えるわよ!」
こいつ…
どんだけあたしをバカだと思ってるの…
「あたし家入るから!あんたも早く帰りなさいよ!」
そう言って傘から出ようとした時…
「待て…」
「…え?」
篠宮 莉央に腕を掴まれた。
…なんなの!?
「今日、俺の誕生日なんだけど」
「え、あ、そうなの……で?」
あたしには関係ないし…
「遠回りしてまで送ってやったんだからプレゼントくらいもらってもいいと思わねぇ?」
「はぁ?プレゼントなんて用意してないわよ」
ある訳ないでしょ?
篠宮 莉央の誕生日が今日、6月7日だったなんて知らなかったし。
「あぁ、だからプレゼントはこれでいいや」
「…え?」
近づいてくる篠宮 莉央の顔。
何ッ!?
もしかして、キス!?
いや…でもこの前はキスだと思って目を瞑ったらキスじゃなくて…
もうあんな恥かくのは嫌!
目、開けててやるんだから!
どうせ今回もキスに見せかけてキスじゃないんでしょ?
もう引っかからないんだから!
ちゅっ…
…?
あれ…?
おかしいわね…
キス、されてるじゃない…
「…んだよ、目瞑ってろよ…」
「あ、はい…」
「瞑んの遅ぇから…」
やばッ!!!
あたし、何素直に目瞑っちゃってるのよ!?
「んッ…」
…ッ!?
またキスッ!?
しかも今度は口の中に何か入って…
舌!?
何このキス…
舌が絡められて…
「も…やめッ…」
篠宮 莉央を押すけど全然動かなくて…
「んン…やぁ…」
やっと長い長いキスが終わった。
あたしはもう息切れ状態。
「お嬢様のディープキスがプレゼントとか最高だな」
「…〜ッ、何すんのよバカァァァァァ!!!!」
篠宮 莉央の誕生日、6月7日はあたしにとって忘れられない…
最悪の日となった…