そこは置いといて、お兄ちゃんを見るとショボンとしてトボトボと教卓に向かっていった。





「・・なぁ、本当に兄ちゃん?」






真仲はボソッと小さな声で私に話しかけてきた。






「そうだよー、一番上のお兄ちゃん。あんな感じで変態だけど・・・本当はとってもいい人だから」






「藤さ・・・じゃなくて、紘先輩は?」






忠実にお兄ちゃんのに従ってる真仲はかわいいと思う。






・・・素直すぎる。