春休みに入る前の、ホワイトデーの日に勇二さんに告白の返事をした。 私は、あんな優しい勇二さんをフってしまった。 けど、勇二さんは健さんの事を想っていてもいいから、付き合ってほしいって。 あんな優しい勇二さんは、私にはもったいない。 それに、健さんを忘れるために付き合うなんて無理だよ。 今の、私にはまだ健さんしか見えないから。 だから、勇二さんには断った。