その日から俺は毎日ひかりを
側にいさせた
嫌そうなひかりのことなんか
構わずにただずっと俺の側にいさせた
俺の勝手かもしれない
でも俺がひかりに耳元で
『 無理やりキスするぞ 』
というとお前は嫌そうな顔はせず
顔を真っ赤にし
首を横に大きく降るだけだった
それが俺をそそってるってことにも
ひかりは気づいてなかったんだろうな
そんなひかりに俺は
少しでも俺の側にいたいと
思ってくれてるんじゃねーかって
かすかに思ったりしてた
でもそれは勘違いにすぎなかった
あの日 ・・
ひかりは俺が嫌いだって
はっきりわかったんだ