そんな時、竜は、一人みんなと離れた場所で泣くアタシの傍にずっと居て、

背中をさすっていてくれたり、

頭を撫でてくれていたり、

泣き止むまでずっとアタシの近くに居てくれた。

その時、初めて竜を、幼なじみという肩書きナシで見れらたのだ。

竜にそんな気はないだろうけど、

アタシは……

その日から、
竜を、好きになっていた……