ジョンを撫でながら座る。すると隣に藤本も座る。
藤本は静かに口を開いた。


「浅井は怖くないのか?」
「ん?何が怖いの?」
「もしこのまま皆来なくて閉じ込められるとか…」


藤本の問いに一瞬ポカンとするが我に帰りそのまま笑い出した。


「ちょっ!?こっちが真剣に聞いてんのにっ!!」
「ごめんっ、急にだったから、あははっ」
「わ、笑うなよ!!」


浅井は笑い終わると藤本に向かい会った。
そしてジョンを膝の上に置いた。