「う〜ん…」
「う〜ん……、」


目の前の生物を見て言葉を無くす2人。2人の前には嬉しそうに尻尾を振る小さい犬。


「ジョン?」
「ワンッ」
「こっち来いジョン」
「ワンッ!」


リズムよく走りこちらへ駆け寄ってくる。こんなに小さい犬がジョンだった事に言葉が出ない2人。


「ジョンって俺大型犬だと思ってた…」
「うん、私中型犬ぐらいだと…これはパピヨンだっけ?」