俺は昔あんまり 友達がいなかったから それでも仲良くしてくれた 和樹は心の支えだった。 「あーあ。 昔は司、もっと可愛かったのになぁー。」 頬を膨らませて呟く和樹。 明るい茶髪で 整った顔立ちをしている和樹だから 妙に似合ってしまう。 「・・・余計なお世話。」 そう返しながらため息をついた。