〜龍太郎〜

俺が、教室に入ったとき、めったに立たない亜夢が席を立った。のと、びしょびしょになったクラスメイトがいた。

俺は、クラスメイトを助けるために、行こうとしたが、亜夢に超された。
亜夢がなんとかしてくれるんだろう。

すると、亜夢は
「もうやめたら?こんなバカなこと」
と言った。

俺も賛成。
だが、
「はぁ?何いってんの?アンタだってどうせ笑ってたんやろ?」

「勝手に決めつけてんじゃねぇーぞ、ウチは、この子を助けるタイミング見てただけや」
「そもそも、この子のどこが悪いん?」
「アイツは、のろまでバカなんだよ」
と言いながら、1人の男子が殴りかかってきた。
俺は、止めようと走ったが
「ガタン、ドサッ」

亜夢が、殴りかかってきた男を、殴った。
「のろまだからって、何が悪いんだよ?あ、それは、お前らが思ってることだろうが。毎日、上履きに、「「死ね」」って書いたりしてるお前らの方が、のろま以上なんだよ!!こんなバカなことして、キャハハとか言ってる、麻晞らもだよ!!いい加減にしろや、この子は、お前らより、絶対、頭良い、バカなのはお前らの方や」


亜夢がきれてる…

俺は不思議な感じがした。