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放課後俺は屋上に行こうとした。

………が、和音に呼び止められた。

「海斗どこ行くの?」

「ちょっとな。」

俺は振り返らずに右手を少し上げて答える。

「カッコつけてないで教えろよ。」

「おい。離せよ(笑)」

和音とじゃれ合っていると、ポケットからあの手紙が出てきた。