そう、これが初めてって訳じゃない。


何回も他の女の子と遊んでるのは
見たことあるんだ。


私とは一回もデートしたこと
ないのにな・・・


見たくなくて私は
うつむいてた。


「ねぇ、連君きいなに
 気づいたみたいだよ」


顔を上げてみると
確かに連はこっちを見ていた。


「みゆき・・・
 かえろ^^」


早くこの場から立ち去りたいから。


むりやり、みゆきをひっぱて
駅へ向かった。