夕方の街を意味もなく歩いている自分がいて…

同じように歩いている影あって…その影はダサくて…

気づいたら家の前に立っていた。俺には帰る場所なんてなかったから…

でも…お袋はいなかったんだ…
部屋のどこにもいなかった……

だけど…ちゃんと会えた。

消毒液の匂いがする部屋の中…
変わり果てた姿で…。

いろいろなチューブにつながれた変わり果てた姿…。

目を開けてくれない……
閉じたまま。