コンコンコン!
メイク室のドアがたたかれた、

「はいーー?」
わたしの返事とともにドアが
勢いよくひらかれた。
そこにたってたのが、
クリクリのパーマヘアに
くりっとしたたれめの女の子みたいな
ゆうくんだった。

「はじめまして!!ちかちゃんですよね!
今回相手役の大野 悠です!!」
大きな声で自己紹介したあと、
向日葵みたいにキラキラした、笑顔をみせた。

「よろしくお願いします!矢神 智華です!」
笑顔でこたえた。

メイクが終わりセットにあつまって、
顔合わせがはじまると、悠くんゎ
さっきまでとちがい、しんけんなかおで
打ち合わせをきいてた。