「さ、佐々木くん ?」

「俺の彼女に手出すなよ」


佐々木くんの一声で
私の体から手は離れた。


ほっとしたから更に涙が、

そしたら更にぎゅってしてくれた。


学校の最寄り駅に着くまで
ずーと抱きしめてくれてた //