「絢~はやくおきなさぁ~い!」
......朝からうるさいなぁ....
まだ眠い私は、
時計を見てみると....
「えっ!?うそだ...」
きゃー!!遅刻~!!
高校生活スタートの日に、
遅刻しそうになって慌てる私。
桜川 絢。
「もぅ~絢ったらぁ~」
呆れたように言ってるのは、
私の親友、川崎 結衣。
結衣とは、小学校からの親友なんだ♪
そして、今私は遅刻をして
先生に怒られてかえってきた。
「結衣ごめん、今日は一緒に帰れないや。」
「えっ?なんで?」
驚いた表情で言う結衣。
そう。私はさっき遅刻したバツとして、
放課後先生の手伝いをしなくちゃいけないのだ。
それを結衣に説明すると、
結衣はしぶしぶ納得してくれた。
私の担任は、ちょー恐ろしい
鬼教師、通称、鬼。
そのまんま。