歩く足は止まらない。


つっ疲れた....。


てか....

怖いよ!!

ここ!!


私はいつの間にか薄暗い森へ来ていた。

多分ここが千年の森。


みんな私について行こうとしたけどアンナさんに囚われてしまった。


私は自分の手首を見つめる。


そこにはお洒落なバラのブレスレットが。


これは別れ際にセイヤさんがつけてくれた。


『気をつけて。』と言って。


「アリス、千年の森へ来たのね?」


「あっアナタは....。」