月明かりに照らされて。 森の中を一人、歩く。 あらから時間がたって夜になって。 やっぱり戦争には反対だった。 でもみんなにはアリスは何もわかってないと口を揃えて言われた。 戦争なんて嫌だよ。 「アリス?」 聞きなれた声が聞こえる。 この声は..... 「レン?」 森の奥から現れたのはレン。 レンは不思議そうに私を見つめている。 そして.... 「アリス、一緒に行こう?」 にっこり微笑むレンの姿が見えた。