「俺がセイヤだ。」

私に微笑みながらこちらにやってくる男の人。


あの人がセイヤさん.....


特徴的なお洒落な帽子をかぶった男の人。


なんかさっきと雰囲気が違う気がする。

さっきの威圧的な雰囲気と違って柔らかい紳士的な雰囲気だ。


「自己紹介が遅れてすまない。帽子屋のセイヤだ。」

優しく微笑み私の手の甲にキスをするセイヤさん。

紳士&大人だ。


「アリス!!遊ぼぉ!!」

「アリス!!遊ぼぉ!!」


おお!!

さっきの双子だ!!

よく見れば美少年!!


ピンクの髪。

青い瞳。

印象的なピンクと黒のボーダーの服。


私と同じくらいの年に見える。


「アリス!!」

「アリス!!」


おっ....


「重いっ!!」