緑がかった黒色の艶やかな髪。

優しいそうな瞳。

「アリス?大丈夫ですか?」

優しく私に微笑みかけ私に手を伸ばす男の人。

「はっはい。」

私は男の人の手を取る。

大人オーラ!!

やばっ!!

「話はセイヤから聞いています。僕の名前は小説家のトオル。よろしくお願いします。」

男の人....トオルさんは私に礼儀正しく一礼する。

てか....

「セイヤ?」

「あれ?セイヤたちと一緒に来たのでしょう?まだ、自己紹介がすんでないのですか?」

トオルさんは不思議そうにこちらを見つめる。


てことはセイヤって.....