抱きつくのとかって
積極的じゃないとできない、
私にはそんな勇気が
ないんだよ。
でもね、
したいよしたいけど。
恥ずかしいもん、
タイミングわかんない
だから
いつもできないまま、
できないまま
いつもいつも、
きみからだよね、
でも
嬉しいんだよ、
照れるし。
こないだ手繋いだ時は
本気でドキドキした。
まだその時の
映像,感触が残ってる.
だってだって…
暖かくて
ちゃんと優しく
私の手を
握り返してくれて.
なんだか
恥ずかしくなってきて
マフラーに顔を埋めてた私.
きみは普通に前を向いてたね
なんでだろって
いつも思ってた、
ある日の帰り道
みんなで手繋いで帰る事になった。
私は君の隣
それ以外誰か分からない
くらい緊張した
普通に手を繋いでた、
すごく暖かくて
丁度良いくらいに
握り返してくれて、
やっぱ私の大好きな人の
手だなっ。
って思った
帰り道半分過ぎた頃に
いきなり手を離された。
もちろん私は
驚いた…
もう終わりか
手繋いで返るのって以外と
早いんだねっ。
本気で思った
でも違った。
君ってね
逢ったばっかの時
予想以上に鈍感だった。
なのに二年たった今
私の事全部見抜いちゃうんだから、
困るんだよ。
きみへの気持ちすぐバレる
きみとしたいことバレるから
でも私は予想してなかった
手を離されて
5秒…
もう呆れた私の手を
もう一度手を繋いでくれた.
さっきとは違う感触,
さっきより暖かい,絡まってる感じがする…
きみは握り方を返る為に
手を離したんだね
ラブ繋ぎはこの日限定だった
でもあの手の感触
今でも思い出せる.
この春きみは
高校生となった.
部活が毎日あり
休みは大晦日しか無い
私はもう絶対
逢えなくなった、
でも私は忘れない
あの日の手の感触,
君の声,君の暖かさ
君のほっぺ,君の髪
触れたすべてが
私にとって
忘れない記憶となった
"いつか逢える"
そう信じて
私は待ち続ける
君に逢って
またあの日のように
君と思い出を作りたいから
また逢う日まで
I love you …