そんな呆れたように見られると、恥ずかしいよ……っ!!

気をそらすために時計を見ると、現在時刻はすでに10時を回っていた。

えっと、6時半からラジオ体操をしてたから……

もう3時間以上経ってるし。

「……神無ちゃん、そろそろ森に行こっか?」

確認のために聞いてみたら、簡潔に一つ頷かれた。

『………今は寝起き』

朝、一緒にラジオ体操をしようと起こしに行ったら言われたんだ。