あの出来事から一週間あのあとは結構ひどいものだった。
『あ、見て!あの子が入学式噛んだ子だよ』
『本当にあんなところで噛む子いるんだね』
クスクス、あちこちから聞こえてくる。
恥ずかしさに耐え教室に戻ると、
『だよな~・・・あ!!あいつ今日噛んだやつだ!!』
・・・やっぱりみんな分かってるよね・・・。
一日目スタートから最悪。
『おいおい、そんなにからかったらだめだよ!!かわいそうじゃん!!』
かわいい顔の男の子が言い放った。
『あ、悪ぃ・・・ってお前が最初に笑ったんだろうが!!』
『てへっ』
かわいく舌を出して笑う男の子。
今は、ものすごくムカつく・・・。
そういうコイツの名前は神崎 怜奈(カンザキ レイナ)
神崎・・・?私と同じ苗字。
『よろしくね、凛ちゃん』
ニコッと笑う神崎怜奈がなんとなく怖かった―・・・。
そういうことがあって、今はクラスのみんなと仲良くやってる。
まぁ、アピールしたみたいような感じだしね。
でも、苦手な奴がものすごく絡んでくる。
「ねぇねぇ!なんか、ないの??」
「ないよ。」
テンション高い神崎怜奈が絡んでくるに対して私はそっけなく返す。
正直言うと、男子とあまり面識がない私はこういう話をするだけで、ドキドキし噛んでしまいそうになる。
「ねぇ、なんでそんなにカチカチなの??」
コイツ気づいて話かけてきてる・・・。
「ほっといてよ。」
それに対してもそっけなく返す。
「そんなに俺のこと嫌い・・・?」
コテン、とかわいく首をかしげる。
「そういうわけじゃないけど・・・。」
だめだ、私上がってきてる・・・。どうしよう絶対顔赤い。
「お願ぃ、ほっといて。」
顔を隠すように相手に向かっていうと、
「えーやだ!だって、凛面白いじゃん♪」
「いい加減にしちぇよっ!!」
シーン・・・。
ほら、やっぱり駄目だ。私人と話さないほうがいい。
そこらじゅうで上がる笑い声。
目の前の神崎怜奈も笑ってる。
その声、人を馬鹿にしたような表情に耐えられなくて、教室を飛び出た。
アイツ、神崎怜奈の第一印象が今決まった、いやもう会った日から決まってた。
アイツは最悪で最低だ。絶対私とは合わない。
私はそう思いながら屋上の扉を開けたのだった―・・・。
『あ、見て!あの子が入学式噛んだ子だよ』
『本当にあんなところで噛む子いるんだね』
クスクス、あちこちから聞こえてくる。
恥ずかしさに耐え教室に戻ると、
『だよな~・・・あ!!あいつ今日噛んだやつだ!!』
・・・やっぱりみんな分かってるよね・・・。
一日目スタートから最悪。
『おいおい、そんなにからかったらだめだよ!!かわいそうじゃん!!』
かわいい顔の男の子が言い放った。
『あ、悪ぃ・・・ってお前が最初に笑ったんだろうが!!』
『てへっ』
かわいく舌を出して笑う男の子。
今は、ものすごくムカつく・・・。
そういうコイツの名前は神崎 怜奈(カンザキ レイナ)
神崎・・・?私と同じ苗字。
『よろしくね、凛ちゃん』
ニコッと笑う神崎怜奈がなんとなく怖かった―・・・。
そういうことがあって、今はクラスのみんなと仲良くやってる。
まぁ、アピールしたみたいような感じだしね。
でも、苦手な奴がものすごく絡んでくる。
「ねぇねぇ!なんか、ないの??」
「ないよ。」
テンション高い神崎怜奈が絡んでくるに対して私はそっけなく返す。
正直言うと、男子とあまり面識がない私はこういう話をするだけで、ドキドキし噛んでしまいそうになる。
「ねぇ、なんでそんなにカチカチなの??」
コイツ気づいて話かけてきてる・・・。
「ほっといてよ。」
それに対してもそっけなく返す。
「そんなに俺のこと嫌い・・・?」
コテン、とかわいく首をかしげる。
「そういうわけじゃないけど・・・。」
だめだ、私上がってきてる・・・。どうしよう絶対顔赤い。
「お願ぃ、ほっといて。」
顔を隠すように相手に向かっていうと、
「えーやだ!だって、凛面白いじゃん♪」
「いい加減にしちぇよっ!!」
シーン・・・。
ほら、やっぱり駄目だ。私人と話さないほうがいい。
そこらじゅうで上がる笑い声。
目の前の神崎怜奈も笑ってる。
その声、人を馬鹿にしたような表情に耐えられなくて、教室を飛び出た。
アイツ、神崎怜奈の第一印象が今決まった、いやもう会った日から決まってた。
アイツは最悪で最低だ。絶対私とは合わない。
私はそう思いながら屋上の扉を開けたのだった―・・・。