そう思った私は微かに唇を動かした




「え?なに?」

「聞こえないよ・・」




「私、もうすぐ死ぬの」



固く、強く、呟いた





「なん、で?」

「心臓が弱いの。友達なんていたら、死ぬのが怖くなっちゃう。」

「死ななきゃいいじゃん!」




愛冶の声を荒げた姿なんて
はじめて見た_