ー翌日ー
必死で観察して考えたけど…
決まんねー。
わかんねー。
うおぉぉぉぉぉぉ!!!!!
ハァー。
出るのは溜め息とうめき声だけだし。
今日中だよな。
今日の放課後までには決めないと…。
あ゛ー!!!!!
でも頭煮詰まって、あんまいっぱい考えれなくなってきた…。
保健室にでも行こぉー。
ーガラっ
誰もいねぇー。
俺は保健室に入り、3つあるベッドのうち一番端の窓側のベッドに入った。
春の日差しの暖かさにウトウトしてると
ーガラっ
保健室のドアが開いた。
「どーぞ。座って」
あ、南の声だ。
「あっ、はい」
……?
誰だ?
女子の声には違いないけど…。
頭がボーっとしてて良くわかんないや…。
俺は二人の会話の心地よさに眠ってしまった。