ヒュ~~~~ウ ドカ~~ン

花火が上がった。

「スズ花火が始まったぞ!!」

その花火は聞いていたよりもはるかに綺麗だった。

それよりも綺麗だったのは隣で笑いながら花火を見ている竜弥の横顔だった。


花火のせいもあってかきらきら輝いていた。