まだ何の自信もないけれど、このとき私は何とかなるって心からおもえた

教室に向かう廊下で、友達に話掛けられた。

「ミキ~><今日クラスの役員決めだってぇ~」
「えっそーなの?」
「うん!なにやる?」

この子は夏花、小4の時おんなじクラスだったけどまるで雰囲気が違った。

「班長とかよくない?」
「いいと思う!私それやろ~!」
「えーミキきめるのはやいww」
「いーじゃんw」
こんな会話をしてるとチャイムが鳴った。

いそいで席に着く。  クラスの全員が席につくと先生が話し始めた。

「今日はクラス役員決めをします。学級委員長をやりたい人!」

委員長。。。かっこいい。。。生まれ変わるチャンス。

     自分は変わる。

手をまっすぐあげた、勇気と共に。



「5人の手が上がったからそのなかで1人競争選挙だな」

私を含め5人・・・
1人・・・落ちる・・・・

全員の私が委員長になったらこうしますっていうのを言って、先生は皆を伏せさせた。


なれるかな・・・

「みんな顔あげていいぞ委員長は