~屋上~


「なんか曇りっぽいなぁ…」


その時、ポツポツと雨が降りだした。なんか今日はついてないなぁ…


ガチャ



「海野、保健室にいなかったからびっくりした…ハァハァ」



小野くんは、あたしを探してたのかわからなかったけどすごく疲れた顔をしていた



「うん…」


冷たく返事をしたけど、なんだか申し訳ない感じだった




「海野、俺の事さけてる?」



その言葉にズキッとしたけど、あたしは首を降った







「小野くん、屋上は寒いからほかの場所に行きなよ」





小野くんは何も言わずに着ていたブレザーを背中にかけてくれた


「身体冷えちゃうからあたs『俺はいいからっ』」





すこし怒鳴ったような感じだった






「ありがと…………」