<キスシーン•••あった。>


紙には俺が全く想像もしていなかったことが書かれていた。

これはヤキモチなのか?

「ショック?」



俺がそう言う
<違うもん。ただキスシーンがあったよ。って言っただけ。
お風呂入ってくる。>

そう書き逃げるように風呂場へ走って行った。



男がきゅんってきたって言ったら変てかきもいかも
しれんがきゅんってきてしまった。

「なー?俺が居ることわかってるか?」


「あ、忘れてた。わりー、わりー」

まぢでこいつのこと忘れてたわ。
俺変な顔してなかったよな?

愛の前だと普通で居られないんだよな。

「まー、愛ちゃん見れて満足したし邪魔者は帰るわ」

「そうしてくれたら助かるわ」

「なんやて~?しばくぞ!」


気を使い慎は帰った。あいつはいいやつだ。