彼女をベッドへ寝かし熱があるから
冷えピタを貼り様子を見る。

よく見ると彼女はヘソくらいまである長い髪の毛に
ミルクティ系の綺麗な髪をしている。
おまけにとても華奢で守りたくなるような。

見ていると何だか愛おしくなる。




しばらくするとベッドが動く。

目を覚ました彼女はまだ熱があるのか顔を火照らせ
ながらも驚いた顔をしている。


無理もない。見知らぬ人が居て見知らぬ場所に居る。


「目覚めた?」




愛side



ここはどこ?

目が覚めると見覚えのない場所で知らない人が
目の前にいる。けど、あいつのところじゃなかった
ことにホッとしている自分がいる。


声を掛けられ返事をしようとするも声が出ない。

とりあえず私はコクンと頷く。