「～～っ……!!」


悔しすぎる!!



「よく寝れただろ？
お前運んでくれたの葵だぜ？」



ニヤリ…と口端をあ げた。




「へっ？/////
あ……ああああ葵くんが…!?」




ひゃあぁぁぁぁぁ!!
どうしよ!
どうしよ!?


《 ※ 葵くんとは、同じクラスの成績優秀
男子生徒である。ちなみに男女
問わずの人気者だ。
先生方からも人気があるモテ男。
実は超腹黒男子。
時雨の好きな人。》



「は…運んだって…どうやって…？」




お姫様抱っことかだったらどうしよー！

恥ずかしいッ…//




「んぁ？
ん～確か～……」




ゴクッ…




思わず唾を飲み込んでしまった。






「…うん!? 何!?」



「…教えてほしい？(ﾆﾔ…」




「…えっ？ 」



ここまで引っ張っといてそれはないでしょ！？



「キス１つで教えてやるよ（ﾆﾔ」




「な…！？//////
ばっ…バカァァァ！！」





バシッ！





恥ずかしい思いで
叩いてしまった。



うぅ…でも聞きたかったのに…
聞ける訳ないよ。



キスだなんて……



簡単に出来る訳ないじゃんか！！