「おう。何となく目が覚めちまってな。他のやつらはまだ爆睡中だがな笑」

そう言って笑う左之さんに、朝食の支度ができた鈴羽は提案した。

「あ、じゃあ左之さん。朝食もできたところだし、皆を起こしに行くの手伝ってくれる?」

私の肩に、左之さんの首が動く感覚が伝わる。頷いてくれたこと。